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めまいが治らない理由は?自分でできる対処法と治療方法

「めまいが治らなくて困っている」「何度も繰り返すめまいで不安になる」といったお悩みを抱えている方は少なくありません。

めまいには様々な原因があり、それぞれ適切な対処法が異なります。軽いストレスや疲労が原因のものから、命に関わる重大な疾患まで幅広く、自己判断で放置してしまうのは危険な場合もあります。

この記事では、内科医として多くのめまいの方を診察してきた経験を基に、めまいが治らない理由と具体的な対処法、そして適切な治療方法について、実際のクリニックでの事例も交えながら詳しく解説していきます。

めまいが治らない主な原因

当院でめまいを訴えて来院される方の多くは、「なぜ自分のめまいが治らないのか」という不安を抱えています。めまいが治らない背景には、主に5つの原因が考えられます。

まずは、めまいの種類とその特徴を理解することが重要です。回転性めまい、浮動感、立ちくらみなど、症状によって原因となる疾患や対処法が大きく異なるためです。

内耳疾患

内耳の異常は、めまいが治らない最も一般的な原因の一つです。メニエール病、突発性難聴、前庭神経炎などの内耳疾患では、平衡感覚を司る器官が損傷を受けるため、症状が長期化しやすくなります。これらの疾患の特徴は、回転性のめまいと同時に耳鳴りや難聴を伴うことが多い点です。内耳の炎症や圧力変化が完全に回復するまでには数週間から数ヶ月かかることがあり、この期間中はめまいの症状が持続します。
また、頭の位置を変えたときに短時間の回転性めまいが起こる「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」も非常に頻度の高い原因です。

自律神経の乱れ

現代社会では、ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れが原因となるめまいも増加しています。特に40代から50代の働き盛りの方で、この傾向が顕著に見られます。

自律神経失調症によるめまいは、浮動感や立ちくらみといった症状が特徴的で、ストレスの多い環境や疲労が蓄積した時期に悪化する傾向があります。このタイプのめまいは、根本的な生活習慣の改善なしには治りにくいという特徴があります。

血圧や血糖値の異常

血圧や血糖値の異常も、めまいが治らない重要な原因となります。特に高血圧や起立性低血圧、糖尿病による血糖値の変動は、脳への血流に直接影響を与えるため注意が必要です。

これらの疾患では、血管の状態や血液の循環に問題があるため、適切な薬物治療や生活習慣の改善を行わないと症状が持続・再発しやすくなります。定期的な血圧測定や血液検査による管理が不可欠です。

薬の副作用

意外に見落とされがちなのが、服用中の薬の副作用によるめまいです。降圧剤、抗うつ剤、睡眠薬、抗てんかん薬などは、副作用としてめまいを引き起こすことがあります。

このタイプのめまいは、薬を服用している間は症状が続いたり悪化したりすることがあるため、気になる症状がある場合は医師と相談し、薬の用量調整や変更を検討することが大切です。複数の薬を服用している場合は、相互作用によってめまいが増強されることもあります。

首こりや肩こり

デスクワークやスマートフォンの使用時間が長い現代では、首こりや肩こりが原因となるめまいも多く見られます。首まわりの筋肉の緊張や頸椎の変化があると、首からのバランス情報の乱れや血流の変化などが関与して、慢性的なめまいやふらつきが生じることがあると報告されています。

めまいの原因主な症状
内耳疾患回転性めまい、耳鳴り、難聴
自律神経失調症浮動感、立ちくらみ、不安感
血圧・血糖値異常立ちくらみ、全身倦怠感
薬の副作用ふらつき、集中力低下
首こり・肩こり頭重感、軽いふらつき

危険なめまいの見分け方

めまいの中には、緊急性の高い重篤な疾患が隠れているケースがあります。脳梗塞、脳出血、心疾患などによるめまいは、適切な治療を受けなければ生命に関わる可能性があります。

診察時には、めまいを訴えて来院される方に対して、まず危険サインがないかを詳しく確認するようにしています。以下の症状が一つでもある場合は、即座に医療機関を受診することが重要です。

すぐに受診が必要な危険サイン

以下の症状がめまいと同時に現れた場合は、脳血管障害や心疾患の可能性があるため、速やかに救急外来を受診してください。

  • 激しい頭痛や吐き気・嘔吐
  • 手足のしびれや脱力感
  • ろれつが回らない、言葉が出ない
  • 意識がもうろうとする、失神する
  • 胸痛や動悸、呼吸困難
  • 視野の欠損や複視(物が二重に見える)

早めの受診を推奨するケース

即座に危険サインとまでは言えないものの、以下のような状況では早めに医療機関を受診することをお勧めします。めまいが慢性化する前に、適切な診断と治療を受けることが重要です。

  • めまいが1週間以上続いている
  • 日常生活に支障をきたすほどの症状がある
  • めまいと共に耳鳴りや難聴がある
  • 発熱や頭痛を伴う
  • 薬を服用してから症状が始まった

自分でできるめまいの対処法

軽度のめまいや、医師の診断を受けた上で自宅でのケアが可能なケースでは、適切なセルフケアにより症状の改善や再発予防が期待できます。当院でも、治療と併せて生活習慣の改善指導を行っています。

ここからは、実際に当院で指導している具体的なセルフケア方法をご紹介します。ただし、これらの方法は医師の診断を受けた上で補助的に行うものであり、重篤な疾患が疑われる場合は必ず医療機関を受診してください。

生活習慣の見直し

規則正しい生活リズムの確立は、めまい改善の基本となります。睡眠不足や不規則な食事は自律神経の乱れを招き、めまいを悪化させる要因となります。

当院で指導している生活習慣改善のポイントは以下の通りです。毎日の小さな積み重ねが、症状の改善につながります。

  • 毎日同じ時間に就寝・起床する(7-8時間の睡眠を確保)
  • 規則正しい食事時間を守り、バランスの良い栄養摂取を心がける
  • 1日おおよそ2000mLを目安に水分補給を行う(※心不全や腎臓病などで水分制限が必要な方は、必ず主治医の指示に従ってください)
  • カフェインやアルコールの摂取を控える
  • 禁煙または減煙する

ストレス管理

ストレスは自律神経失調症による慢性めまいの主要な原因の一つです。実際に受診される方の中でも、仕事や人間関係のストレスが背景にあるケースが多く見られます。

効果的なストレス管理方法として、以下のようなリラクゼーション技法をお勧めしています。これらの方法は、継続することで自律神経のバランス改善に効果が期待できます。

  • 深呼吸法:1日3回、各5分間の腹式呼吸を行う
  • 軽いストレッチやヨガを取り入れる
  • 散歩などの軽い有酸素運動を日課にする
  • 趣味の時間を意識的に作る
  • 十分な休息時間を確保する

首と肩の筋肉のほぐし方

首こりや肩こりが原因のめまいでは、筋肉の緊張をほぐすことで血流を改善し、症状の緩和が期待できます。特にデスクワークが多い方には、定期的な首と肩のケアが重要です。

以下は、当院で推奨している簡単にできる首と肩のストレッチ方法です。仕事の合間などに実践してみてください。

  1. 首を左右にゆっくりと傾け、各方向で10秒間キープする
  2. 肩を前後にゆっくりと回し、各方向10回ずつ行う
  3. 首を前後にゆっくりと動かし、筋肉の緊張をほぐす
  4. 肩甲骨を寄せる動作を10回繰り返す
  5. 温かいタオルで首と肩を温め、血行を促進する

食事と栄養面でのケア

栄養バランスの改善も、めまいの症状緩和に重要な役割を果たします。特に貧血や低血糖がめまいの原因となっている場合は、食事療法が効果的です。

栄養素効果主な食材
鉄分貧血の改善レバー、ほうれん草、ひじき
ビタミンB群神経機能の維持豚肉、卵、納豆、玄米
マグネシウム筋肉の緊張緩和アーモンド、海藻類、大豆
タンパク質血液成分の生成魚類、肉類、豆類

医療機関での治療方法

医療機関でのめまい治療は、まず原因を特定するための診察から始まります。適切な診断に基づいた治療により、はじめて症状の改善を実感することができます。

医療機関での検査の流れ

めまいの診断では、症状の聞き取りと必要に応じた系統的な検査が重要です。

まず初診時には、症状の発症時期、持続時間、誘因、随伴症状についてお聞きします。その後、身体診察を行い、必要に応じて各種検査まで実施する必要があるかどうかを検討します。

  • 詳細な問診と症状の評価
  • 血圧測定と一般身体診察
  • 眼振検査(眼の動きの異常を調べる)
  • 血液検査(貧血、血糖値、肝機能など)
  • 心電図検査
  • 画像検査(CT、MRI)の紹介

薬物療法

めまいの原因に応じて、適切な薬物療法を選択します。薬物治療は症状の軽減だけでなく、根本的な原因の改善を目指すことが重要です。

当院でよく使用する薬剤と、その効果について以下にまとめました。患者の状態に応じて、単独または組み合わせて使用します。

薬剤の種類主な効果主な適応疾患
めまい止め(抗めまい薬)症状の急性期緩和内耳性めまい、急性めまい
循環改善薬内耳や脳の血流改善血管性めまい、加齢性めまい
抗不安薬不安・緊張の緩和心因性めまい、パニック障害
利尿薬内耳のむくみ改善メニエール病

リハビリテーション

内耳性のめまいや平衡感覚の低下には、前庭リハビリテーション(平衡訓練)が効果的です。これは、残存する平衡機能を最大限に活用し、脳の代償機能を促進する治療法です。継続的な訓練により、症状の改善を実感される方がいらっしゃいます。

生活指導

薬物治療と併せて、生活習慣の改善指導も重要な治療の一環です。特に慢性的なめまいでは、根本的な生活習慣の見直しなしには完全な改善は非常に困難な場合が多いです。定期的な経過観察により、症状の変化を追跡し、必要に応じて治療方針を調整しています。

実際のクリニックでの治療事例

ここでは、当院で実際に診療した事例を通じて、めまいが治らない原因とその治療過程について具体的に紹介します。個人情報に配慮し、複数の事例を組み合わせた形で紹介いたします。

これらの事例から、めまいの原因は人それぞれ異なり、適切な診断と個別化された治療が重要であることがお分かりいただけると思います。

更年期女性の慢性めまい

50代女性の事例では、ホルモンバランスの変化が主な原因でした。3ヶ月間続く浮動感とふらつきを主訴に来院され、最初は内耳疾患を疑いましたが、診察を進めていく中で更年期症状の一環であることが判明しました。

治療では、漢方薬と自律神経を調整する薬を併用し、生活習慣の改善指導を行いました。約2ヶ月後には症状が大幅に改善し、現在は定期的な経過観察を継続しています。

若年男性の薬剤性めまい

30代男性の事例では、精神科で処方された抗うつ薬の副作用が原因でした。転職に伴うストレスで精神科を受診し、薬物治療を開始した1週間後からめまいが出現しました。

かかりつけの精神科医と連携し薬剤の調整を行った結果、めまいは徐々に改善しました。

高齢者の複合要因によるめまい

70代女性の事例では、複数の要因が重なったケースでした。高血圧、軽度の貧血、首こり、そして軽い認知機能低下が組み合わさり、慢性的なふらつきを呈していました。

このような複合要因のケースでは、各要因に対する包括的なアプローチが必要です。血圧管理、鉄剤投与、生活指導を組み合わせた治療により、転倒リスクが大幅に減少しました。

症例主な原因治療期間改善度
50代女性更年期症状2ヶ月80%改善
30代男性薬剤性3週間完全改善
70代女性複合要因6ヶ月70%改善

よくある質問と回答

Q: めまいはどのくらい続いたら病院に行くべきですか?

A: 一般的には、めまいが1週間以上続く場合や、日常生活に支障をきたす程度の症状がある場合は受診をお勧めします。ただし、激しい頭痛、手足のしびれ、ろれつが回らないなどの症状を伴う場合は、すぐに救急外来を受診してください。軽いめまいでも、不安を感じる場合は早めにご相談いただくことが大切です。

Q: めまい止めの薬を飲み続けても大丈夫でしょうか?

A: めまい止めの薬は、急性期の症状緩和には効果的ですが、長期間の使用には注意が必要です。根本的な原因の治療なしに症状を抑えるだけでは、かえって回復を遅らせる可能性があります。必要最小限の期間での使用を心がけ、同時に根本原因の治療を進めていくことが重要です。薬の調整については必ず医師にご相談ください。

Q: 自律神経の乱れによるめまいは完治しますか?

A: 自律神経失調症によるめまいは、適切な治療と生活習慣の改善により、多くの場合で症状の大幅な改善が期待できます。ただし、完治までには時間がかかることが多く、継続的な治療と自己管理が重要です。ストレス管理、規則正しい生活、適度な運動を心がけることで、症状のコントロールが可能になります。

Q: めまいに効果的な食事はありますか?

A: 鉄分、ビタミンB群、マグネシウムを多く含む食品が効果的です。レバーやほうれん草(鉄分)、豚肉や卵(ビタミンB群)、アーモンドや海藻(マグネシウム)などをバランスよく摂取してください。また、塩分の摂り過ぎは内耳のむくみを引き起こす可能性があるため、減塩を心がけることも重要です。1日2000mLを目安にした水分補給も忘れずに行ってください。

Q: 運動不足がめまいの原因になることはありますか?

A: はい、運動不足はめまいの一因となることがあります。運動不足により血行が悪くなると、脳や内耳への血流が低下し、平衡感覚に影響を与えます。また、筋力低下により姿勢が悪くなり、首や肩の緊張からめまいが生じることもあります。ウォーキングなどの軽い有酸素運動を週3回、30分程度を目安に行うことをお勧めします。

まとめ

めまいが治らない原因は多岐にわたり、内耳疾患、自律神経の乱れ、血圧や血糖値の異常、薬の副作用、首こりなどが主な要因となります。重要なのは、自己判断で放置せず、適切な医療機関での診断を受けることです。

軽度のめまいであっても、生活習慣の改善、ストレス管理、適度な運動、バランスの取れた食事などのセルフケアを継続することで症状の改善が期待できます。しかし、危険サインが現れた場合は速やかに受診し、専門的な治療を受けることが必要です。

当院での治療事例からも分かるように、適切な診断と個別化された治療により、多くの方がめまいの症状から解放されています。めまいでお困りの方は、一人で悩まず、ぜひ医療機関にご相談ください。

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監修医師:峰岸 真史
医師/医療法人社団峰真会 理事長。内科・皮膚科・アレルギー科を専門とするステーションクリニック東大宮(さいたま市見沼区)の創業者であり、開院後4年間で来院者数は35,000人超。国内外の診療ガイドラインや学術論文を根拠にしつつ、日々の診療で得た知見を分かりやすくまとめ、皆様に医療をもっと身近に感じていただけるような記事作成を心がけています。
[所属学会]日本内科学会、日本アレルギー学会、日本循環器学会、日本呼吸器学会、日本消化器病学会、日本消化管学会、日本外科学会、日本臨床外科学会、日本美容皮膚科学会

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