春先になると目のかゆみや充血に悩まされ、コンタクトレンズの装用を続けるべきか迷っている方は少なくありません。花粉症の症状が出ている時期にコンタクトレンズを使い続けると、症状が悪化するリスクがあるため注意が必要です。
実際、当院では花粉症の時期になると「コンタクトをつけると目がゴロゴロする」「かゆみがひどくて耐えられない」といった相談が増えます。コンタクトレンズの表面に花粉が付着することで、アレルギー反応が強く出てしまうケースが多いためです。
この記事では、花粉症の時期にコンタクトレンズを安全に使用するための注意点や、症状が強い場合の対処法について、実例を交えながら詳しく解説します。レンズの選び方やケア方法、メガネとの使い分けについても具体的にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
花粉症の時期にコンタクトレンズで症状が悪化する理由
花粉症の症状がある時にコンタクトレンズを装用すると、目のトラブルが起きやすくなります。ここでは、なぜ花粉症の時期にコンタクトレンズで症状が悪化するのか、そのメカニズムと実際の影響について詳しく見ていきましょう。
| 要因 | メカニズム | 症状 |
|---|---|---|
| 花粉の付着 | レンズ表面に花粉が付着し、常に目に接触 | かゆみ、充血、異物感 |
| 涙液の減少 | レンズにより涙液層が乱れ、目が乾きやすくなる | ドライアイ、ゴロゴロ感 |
| 汚れの蓄積 | 花粉や目やにがレンズに蓄積 | 視界のぼやけ、炎症 |
コンタクトレンズに花粉が付着する
コンタクトレンズは静電気や涙液の成分によって花粉が付着しやすい構造になっています。特にソフトコンタクトレンズは水分を含む素材でできているため、花粉が吸着しやすく、一度付着すると除去が困難です。
また、ハードコンタクトレンズは花粉が付きにくいものの、レンズと角膜の間に花粉が入り込むと強い異物感や痛みを引き起こすことがあります。花粉症の症状が強い時期は、どちらのタイプでも注意が必要です。
アレルギー反応が増幅される
コンタクトレンズに付着した花粉は、目の表面に長時間接触し続けるため、アレルギー反応が通常よりも強く出る傾向があります。通常であれば涙で洗い流される花粉が、レンズの表面に留まることで、継続的に刺激を与えてしまうのです。
花粉症は季節性アレルギー性結膜炎の一種であり、目のかゆみや充血、異物感、涙目などの症状が出ます。花粉症を持つ方のうち約70%が目の症状を訴えており、コンタクトレンズ装用者ではその割合がさらに高くなるという報告があります。
涙液の質と量の変化
花粉症の時期は涙の分泌が不安定になり、目の乾燥が進みやすくなります。コンタクトレンズは涙液を吸収するため、もともと乾燥しやすい状態がさらに悪化し、ドライアイのような症状が出ることがあります。
涙液が不足すると、レンズと角膜の間の摩擦が増え、角膜に傷がつきやすくなります。傷ついた角膜は感染症のリスクも高まるため、症状が強い場合は速やかにレンズの使用を中止することが重要です。
花粉症の時期にコンタクトレンズを装用する判断基準
花粉症の症状があるからといって、必ずしもコンタクトレンズの使用を完全にやめる必要はありません。しかし、症状の程度や目の状態によっては、装用を中止したり、メガネに切り替えたりする判断が必要です。ここでは、コンタクトレンズを続けるかどうかの判断基準について解説します。
| 判断基準 | 対応 |
|---|---|
| 軽いかゆみ、違和感がある程度 | 1DAYレンズに切り替え、こまめにケア |
| 充血、異物感が続く、目やにが増える | 装用時間を短縮、メガネと併用 |
| 強いかゆみ、痛み、視界のぼやけ | 装用を中止し、眼科を受診 |
装用を中止すべきサイン
強いかゆみや痛み、充血、視界のぼやけが続く場合は、すぐにコンタクトレンズの使用を中止し、早めに医療機関に相談してください。これらの症状は、角膜に傷がついている可能性や、感染症のリスクを示すサインです。
また、朝起きた時に目やにで目が開けにくい、レンズを外した後も異物感が続くといった症状がある場合も、装用を控えることをおすすめします。無理に使い続けると、症状が悪化し、治療期間が長引く恐れがあります。
メガネと使い分けるポイント
花粉症の症状が出やすい朝や外出時はメガネを使用し、室内や症状が落ち着いている時間帯にコンタクトレンズを装用するといった使い分けが効果的です。特に花粉の飛散量が多い日は、無理をせずメガネで過ごすことをおすすめします。
メガネは花粉から目を守るバリアの役割も果たすため、花粉症対策としても有効です。花粉症用のメガネや、サイドガード付きのメガネを使用することで、目に入る花粉の量を大幅に減らすことができます。
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花粉症の時期に適したコンタクトレンズを選ぶポイント
花粉症の時期にコンタクトレンズを使用する場合、レンズの種類や素材選びが非常に重要です。適切なレンズを選ぶことで、症状の悪化を防ぎ、快適に過ごすことができます。ここでは、花粉症の時期に適したコンタクトレンズの選び方について詳しく解説します。
| レンズタイプ | 特徴 | 花粉症時期の適性 |
|---|---|---|
| 1DAYタイプ | 毎日新品に交換、ケア不要 | 最も推奨、花粉の蓄積なし |
| 2WEEKタイプ | 2週間使用、毎日ケアが必要 | 徹底したケアが必須 |
| 1MONTHタイプ | 1ヶ月使用、毎日ケアが必要 | 花粉症時期は避けるのが無難 |
1DAYタイプのコンタクトレンズ
花粉症の時期には1DAYタイプのコンタクトレンズが最も適しています。毎日新しいレンズに交換するため、花粉や汚れが蓄積せず、清潔な状態を保つことができるからです。
過去に診察した20代の女性は、普段は2WEEKタイプを使用していましたが、花粉症の時期に症状が悪化したため1DAYタイプに切り替えました。その結果、目のかゆみや充血が大幅に改善し、「もっと早く変えればよかった」と話していました。
1DAYタイプはレンズケアの手間がかからないため、忙しい朝でも安心して使用できます。コストは上がる場合がありますが、花粉や汚れの蓄積を減らしやすい点は大きなメリットです。生活スタイルや症状に合わせて検討しましょう。
花粉が付きにくい素材
最近では、花粉が付きにくい素材や技術を採用したコンタクトレンズも登場しています。シリコーンハイドロゲル素材や非イオン性素材のレンズは、従来のソフトレンズに比べて汚れが付きにくく、花粉の付着も抑えられます。
また、表面処理技術によって親水性を高めたレンズや、汚れの付着を抑える表面処理などを採用したレンズもあります。これらのレンズは、涙との馴染みがよく、花粉が付着しても流れやすい設計になっているため、花粉症の時期でも比較的快適に使用できます。
ハードレンズとソフトレンズの比較
ハードコンタクトレンズは花粉が付着しにくいというメリットがありますが、レンズと角膜の間に花粉が入り込むと強い異物感を引き起こします。一方、ソフトレンズは装用感が良く異物感は少ないものの、花粉が付着しやすいという特徴があります。
どちらのタイプを選ぶかは、個人の症状や生活スタイルによって異なりますが、花粉症の時期には1DAYタイプのソフトレンズが最も安全で快適な選択肢といえます。
花粉症の時期にコンタクトレンズを使うポイント
花粉症の時期にコンタクトレンズを安全に使用するためには、日々のケアと生活習慣の見直しが欠かせません。適切なケアを行うことで、症状の悪化を防ぎ、快適にコンタクトレンズを使い続けることができます。ここでは、具体的なケア方法と生活習慣のポイントを解説します。
| 対策 | 方法 |
|---|---|
| レンズのケア | こすり洗いを徹底、タンパク除去剤の使用 |
| 装用時間 | 1日8時間以内に抑える、症状が強い時は短縮 |
| 外出時の工夫 | 花粉メガネ、マスク、帽子を併用 |
| 帰宅後のケア | 衣服の花粉払い、手洗い、洗顔の徹底 |
正しいレンズケアを行う
ハードコンタクトレンズのケアで最も重要なのは、こすり洗いです。洗浄液をレンズに数滴垂らし、指の腹で優しく20〜30回こすり洗いをすることで、花粉や汚れをしっかり除去できます。
ケースの洗浄も忘れずに行いましょう。レンズケースは細菌や汚れが溜まりやすいため、毎日洗浄液で洗い、自然乾燥させることが大切です。ケース自体も3ヶ月に1回程度交換することをおすすめします。
また、週に1回程度タンパク除去剤を使用することで、レンズに蓄積したタンパク質汚れを除去し、清潔な状態を保つことができます。花粉症の時期は特に目やにが増えやすいため、こまめなケアが欠かせません。
装用時間と目薬の使い方のポイント
花粉症の時期は、コンタクトレンズの装用時間をできるだけ短くすることが重要です。長時間の装用は目の乾燥を招き、症状を悪化させる原因となります。1日8時間以内を目安にし、症状が強い日はさらに短縮しましょう。
もし目薬を使用する場合は、コンタクトレンズ対応の目薬を使用することが重要です。防腐剤が含まれている目薬はレンズに吸着し、目に刺激を与える可能性があるため、防腐剤フリーのものを選びましょう。使用前には必ず手を洗い、清潔な状態で点眼することが大切です。
花粉から身を守る工夫
外出時には花粉メガネやマスク、帽子を併用し、できるだけ花粉が目に入らないようにしましょう。花粉メガネはサイドガードがついているものを選ぶと、より高い防御効果が得られます。
帰宅時には玄関前で衣服についた花粉を払い落とし、すぐに手洗い・洗顔を行うことで、室内に花粉を持ち込まないようにします。コンタクトレンズを外す前には必ず手を洗い、清潔な手でレンズを扱うようにしてください。
よくある質問と回答
花粉症の目薬をさしながらコンタクトを使っても大丈夫ですか?
コンタクトレンズ対応の目薬に限り、装用したまま点眼することが可能です。ただし、防腐剤が含まれていない製品を選ぶことが重要です。
市販の目薬には防腐剤が含まれているものが多く、これがコンタクトレンズに吸着すると目に刺激を与える可能性があります。購入時には必ず「コンタクトレンズ装用中でも使用可能」と記載されているものを選びましょう。
花粉症がひどい時期だけメガネにしたほうがいいですか?
症状が強い日や、花粉の飛散量が多い日は、無理をせずメガネに切り替えることをおすすめします。特に目のかゆみや充血がひどい場合は、コンタクトレンズの使用を一時的に中止したほうが安全です。
メガネと併用することで、目への負担を減らしながらも視力矯正ができるため、柔軟に使い分けることが大切です。
花粉症の薬を飲んでいればコンタクトは問題なく使えますか?
抗アレルギー薬を服用していても、コンタクトレンズに花粉が付着すること自体は防げないため、症状が完全になくなるわけではありません。薬で症状を抑えつつ、レンズのケアや装用時間の管理をしっかり行うことが大切です。
また、抗アレルギー薬の中には目の乾燥を引き起こすものもあるため、ドライアイの症状が強くなった場合は医師に相談してください。
まとめ
花粉症の時期にコンタクトレンズを使用する際は、症状の程度や目の状態に応じて適切に判断することが重要です。強いかゆみや充血、異物感がある場合は無理をせず、装用を中止してメガネに切り替えましょう。
1DAYタイプのコンタクトレンズや花粉が付きにくい素材のレンズを選び、こすり洗いを徹底したケアを行うことで、症状の悪化を防ぐことができます。また、外出時には花粉メガネやマスクを併用し、帰宅後は手洗い・洗顔を忘れずに行いましょう。
目の症状が続く場合や、判断に迷う場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。適切な対応を行うことで、花粉症の時期でも快適にコンタクトレンズを使用できるはずです。
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