発熱は誰もが経験する症状ですが、どこをどのように冷やせばよいのか迷われる方々も多いのではないでしょうか。実際に「子どもが熱を出したのですが、どこを冷やせばよいですか」「冷やしてもなかなか熱が下がらないのですが」といったご相談が数多く寄せられます。
実は、発熱時に冷やすべき場所には医学的な根拠があり、正しい方法で冷やすことで体温を効率的に下げることができます。一方で、冷やし方を間違えると効果が得られないだけでなく、かえって体調を悪化させてしまうこともあります。
この記事では、発熱時に冷やすべき具体的な場所とその理由、効果的な冷やし方、そして注意すべきポイントまで、実際の診療経験も交えながら詳しく解説します。いざというときに慌てないよう、正しい知識を身につけておきましょう。
発熱は体が戦っているサインと理解する
発熱は体が病原体と戦っている証拠であり、必ずしも悪いことではありません。まずは発熱のメカニズムと経過を理解することで、適切な対処法が見えてきます。
| 発熱の段階 | 体の状態 | 適切な対処 |
|---|---|---|
| 上昇期 | 寒気、震え、血管収縮 | 温める、安静にする |
| 高熱期 | 体が熱い、顔が赤い | 適切な部位を冷やす |
| 下降期 | 発汗、体温低下 | 水分補給、衣服調整 |
発熱時の体温の基準
一般的に37.5℃以上を発熱、38.5℃以上は高めの熱と判断します。ただし、平熱には個人差があり、普段の体温が低めの方々では37℃台前半でも発熱と表現される場合があります。
体温は一日の中でも変動し、早朝が最も低く、夕方から夜にかけて高くなる傾向があります。当院では、普段から自分の平熱を把握しておくことをおすすめしています。これにより、発熱時の判断がより正確になるからです。
発熱が起きるメカニズム
発熱は体温調節中枢である視床下部が体温の設定温度を上げることで起こります。細菌やウイルスなどの病原体が体内に侵入すると、免疫細胞が「発熱物質」を放出し、これが視床下部に作用して体温の設定値を引き上げるのです。
体温が上がると免疫細胞の働きが活発になり、病原体の増殖が抑えられます。つまり、発熱自体は体を守るための防御反応であり、むやみに熱を下げることが必ずしも良いとは限りません。
発熱の経過
発熱には典型的な経過があります。まず「寒気を感じる時期」では、体温を上げようと筋肉が震え、血管が収縮します。この時期に冷やすと、体はさらに熱を上げようとするため逆効果です。
次に「熱が上がりきって体が熱く感じる時期」に入ります。この時期が冷やすべきタイミングです。最後に「汗をかいて熱が下がる時期」では、水分補給と適切な体温調節が重要になります。
発熱時の冷やす場所はここが効果的
発熱時に冷やすべき場所には医学的な根拠があります。ポイントは「太い血管が皮膚の近くを通っている場所」を選ぶことです。ここでは具体的な場所とその冷やし方を解説します。
| 冷やす場所 | 効果の理由 | 注意点 |
|---|---|---|
| 首(うなじ) | 頸動脈が通り脳への血流を冷却 | タオルで包んで直接当てない |
| 脇の下 | 腋窩動脈が通り効率的に冷却 | 皮膚が薄いため冷やしすぎ注意 |
| 鼠径部 | 大腿動脈が通り下半身の血液を冷却 | 就寝時は位置がずれやすい |
| 額・こめかみ | 体温低下効果は限定的だが快適さ向上 | 効果を過信しない |
| 手のひら・足裏 | 特殊な血管構造で体温調節に関与 | 冷やしすぎると血管収縮のリスク |
首を冷やす方法
首の付け根(うなじ)は最も効果的に体温を下げられる場所の一つです。頸動脈という太い血管が通っており、ここを冷やすことで脳に向かう血液の温度を下げることができます。
冷やし方のコツは、保冷剤や氷のうを必ずタオルやハンカチで包み、直接肌に当てないことです。10分から15分冷やしたら一度外して、皮膚の状態を確認してから再度冷やすようにしましょう。
脇の下を冷やす方法
脇の下には腋窩動脈という太い血管が通っています。両脇を同時に冷やすことで効率よく体温を下げられます。特に横になって安静にしているときに冷やしやすい部位です。
注意点としては、脇の下は皮膚が薄く敏感なため、冷やしすぎると不快感や痛みを感じることがあります。特に小さなお子さんは脇を冷やされることを嫌がる傾向があるため、無理強いは禁物です。
鼠径部を冷やす方法
足の付け根(鼠径部)にも大腿動脈という太い血管が通っています。下半身からの血液が心臓に戻る経路でもあり、ここを冷やすことで全身の血液を効率的に冷却できます。
鼠径部を冷やす際は、下着の上からタオルで包んだ保冷剤を当てるとよいでしょう。就寝時に冷やす場合は、寝返りで保冷剤がずれてしまうことがあるので、軽く固定するか、定期的に確認することが大切です。
額やこめかみを冷やす方法
額を冷やすことは昔から一般的な方法ですが、実は体温を下げる効果は限定的です。ただし、気持ちよさや快適さという点では意味があります。発熱時の不快感を軽減する目的であれば、市販の冷却シートなどを活用するのもよいでしょう。
こめかみには浅側頭動脈が通っていますが、血管が細いため体温を大きく下げる効果は期待できません。それでも、頭痛を伴う発熱の場合は、こめかみを冷やすことで症状が和らぐことがあります。
手足や体幹の冷却はどう扱うか
最近の研究では、手のひらや足の裏を冷やすことが体温を効率よく下げる可能性が示されています。これらの部位には特殊な血管構造があり、体温調節に重要な役割を果たしているためです。
ただし、手足が冷たくなりすぎると血管が収縮してしまい、かえって熱が体内にこもってしまうことがあります。冷やす際は過度にならないよう注意が必要です。
状況別に冷やす場所とタイミングを選ぶ
発熱の状況や年齢によって、適切な冷やし方は変わってきます。ここでは具体的なケースごとの対処法を解説します。
| 対象 | 冷やし方 |
|---|---|
| 乳幼児 | 嫌がらない部位のみ、短時間から開始 |
| 学童期の子ども | 首・脇を中心に、様子を見ながら |
| 成人 | 首・脇・鼠径部を同時に冷やすことも可能 |
| 高齢者 | 一カ所ずつ慎重に、冷やしすぎに注意 |
| 基礎疾患のある人 | 医師に相談の上、控えめに対処 |
寒気があるときはどうするか
寒気がある段階では冷やしてはいけません。これは発熱の上昇期にあたり、体は体温をさらに上げようとしているからです。この時期に冷やすと、体はもっと熱を上げようとして震えが強くなり、かえってしんどくなります。
寒気がある間は毛布などで温かくして安静にし、寒気が治まって体が熱く感じるようになってから冷やし始めるのがおすすめです。発熱の経過を理解することが、適切な対処の第一歩です。
高熱が続くときに優先的に冷やす場所
38.5℃以上の高熱が続く場合は、首・脇・鼠径部などを同時に冷やすことも効果的です。複数の部位を同時に冷やすことで、より早く体温を下げることができます。
ただし、冷やしても一向に体温が下がらない、あるいは39℃以上の高熱が続く場合は、医療機関への受診が必要です。
小児の発熱で冷やすべき場所
子どもの発熱時は、嫌がらない範囲で冷やすことが大切です。無理に冷やそうとすると泣いて体力を消耗してしまいます。まずは首や額など、比較的受け入れられやすい部位から試してみましょう。
お気に入りのキャラクターのタオルで保冷剤を包んだり、「氷の魔法で熱をやっつけよう」などと声をかけたりすることで協力的になることも多く、保護者の方々の工夫も重要です。
高齢者や基礎疾患がある人の対応の違い
高齢の方々や基礎疾患をお持ちの方々は、体温調節機能が低下していることが多く、冷やしすぎのリスクが高まります。特に糖尿病や心疾患のある方々は、急激な体温変化が体に負担をかける可能性があります。
当院では、このような方々には慎重に冷やすことをおすすめしています。一度に複数箇所を冷やすのではなく、まず一カ所から始めて様子を見る、10分程度で一旦休憩するなど、ゆっくりとしたペースで対処することが大切です。
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冷やす場所に合わせた具体的な方法
効果的に冷やすためには、冷却グッズの正しい使い方を知ることが重要です。ここでは具体的な方法と注意点を解説します。
- 氷枕・保冷剤は必ずタオルで包み、10分から20分ごとに皮膚の状態を確認する
- 冷却シートは補助的に使い、長時間の使用ではこまめに貼り替える
- 濡れタオルは水道水程度の温度で十分、扇風機は弱風で空気を循環させる
- 高熱時の入浴は控え、無理な発汗は脱水リスクを高める
- 解熱剤との併用は可能だが、用法用量を守り水分補給を忘れずに
氷枕や保冷剤の正しい使い方
氷枕や保冷剤を使う際は、必ずタオルやガーゼで包んで使用しましょう。直接肌に当てると低温やけどや凍傷の原因になります。
氷枕は枕の下に敷くよりも、首の後ろに当てる方が効果的です。保冷剤は冷凍庫から出してすぐはカチカチに固まっているため、少し時間を置いてから使うか、厚めのタオルで包むとよいでしょう。10分から20分使用したら一度外して、皮膚に赤みや白っぽい変色がないか確認してください。
冷却シートの使い方
市販の冷却シートは、気持ちよさや不快感の軽減には効果がありますが、体温を大きく下げる効果は限定的です。メインの冷却方法としてではなく、補助的に使うものと考えましょう。
冷却シートは額に貼ることが多いですが、首の後ろやこめかみに貼ることもできます。長時間貼り続けると皮膚がかぶれることがあるため、数時間ごとに貼り替えることをおすすめします。お子さんの場合、寝ている間に剥がれて口や鼻をふさいでしまわないよう注意が必要です。
濡れタオルや扇風機を併用する方法
濡れタオルは手軽に使える冷却方法です。水で濡らしたタオルを軽く絞り、首や額に当てます。タオルが温まったら再び濡らして使うことができます。氷水ではなく、水道水程度の温度で十分です。
扇風機は弱風で体に風を送ることで、気化熱により体温を下げる効果があります。ただし、直接強い風を当て続けると体が冷えすぎたり、脱水が進んだりすることがあるため注意が必要です。部屋全体の空気を循環させる程度の使い方が適切です。
入浴や発汗を利用する際の注意
発熱時の入浴については、体力があり高熱でなければ短時間のシャワーやぬるめのお風呂は問題ありません。ただし、38.5℃以上の高熱や体がだるい場合は入浴を控えましょう。
「汗をかいて熱を下げる」という考え方は、体の自然な熱下降期には当てはまりますが、無理に発汗させようと厚着をしたり暖房を強めたりすることは逆効果です。かえって脱水のリスクが高まり、体温調節がうまくいかなくなります。
解熱剤と安全に併用する方法
解熱剤を使用する場合も、冷やすことと併用して問題ありません。むしろ両方を組み合わせることで、より快適に過ごせることが多いです。ただし、解熱剤には用法用量があるため、指示を守って使用することが大切です。
解熱剤を使った後に一時的に大量の汗をかくことがあるため、その際は衣服を交換し、水分補給をしっかり行うことも重要です。解熱剤で一度熱が下がっても、数時間後にまた上がることもあるため、経過を慎重に観察しましょう。
発熱時のやってはいけない冷やし方
冷やし方を間違えると、かえって体調を悪化させることがあります。ここでは特に注意すべき点を解説します。
| やってはいけないこと | 理由と影響 |
|---|---|
| 寒気があるのに冷やす | 体温がさらに上昇し、震えが強くなる |
| 保冷剤を直接肌に当てる | 低温やけどや凍傷のリスク |
| 同じ場所を長時間冷やす | 皮膚や組織の損傷、血行不良 |
| 全身を冷やしすぎる | 血管収縮により熱がこもる |
| 氷水に浸かる | 急激な体温変化で体に負担 |
寒気があるのに無理に冷やす
寒気や震えがある時期に冷やすことは、体にとって大きなストレスになります。体は体温を上げようとしているのに、それに逆行する行為だからです。この時期は温かくして安静にすることが最優先です。発熱の経過を理解し、適切なタイミングで冷やすことが大切です。
過度な局所冷却
一カ所を長時間冷やし続けたり、冷たすぎるものを当て続けたりすると、低温やけどや凍傷のリスクがあります。特に感覚が鈍っている高熱時や、体を動かせない状態では注意が必要です。
また、全身を冷やしすぎると体は熱を保とうと血管を収縮させ、かえって体内に熱がこもってしまうことがあります。適度な冷却を心がけ、体の反応を見ながら調整することが重要です。当院では、冷やした部位の皮膚の色や感触を定期的に確認するようおすすめしています。
発熱時の受診の目安
発熱は多くの場合、数日で自然に治まりますが、受診が必要なケースもあります。適切なタイミングで医療機関を受診することが大切です。
子どもの受診の目安
生後3カ月未満の赤ちゃんが38℃以上の発熱をした場合は、すぐに受診が必要です。また、以下のような症状がある場合も早めの受診をおすすめします。
- 38.5℃以上の高熱が3日以上続く
- 水分が取れず、おしっこの回数が明らかに減っている
- ぐったりして元気がない、呼びかけへの反応が鈍い
- 呼吸が苦しそう、呼吸が速い
- けいれんを起こした
- 発疹が出ている
特に初めてのお子さんの発熱では不安になる保護者の方々が多くいらっしゃいます。迷ったときは遠慮なく相談するようにしましょう。
大人の受診の目安
大人の場合も、高熱が続く場合や以下のような症状がある場合は受診が必要です。自己判断で我慢せず、早めに医療機関に相談しましょう。
- 39℃以上の高熱が続く
- 激しい頭痛や首の硬さがある
- 呼吸困難や胸の痛みがある
- 意識がもうろうとする
- 水分が取れず、尿の量が極端に少ない
- 基礎疾患があり、いつもと様子が違う
冷やしても改善しないときの判断基準
適切に冷やしても体温が下がらない、あるいは一時的に下がってもすぐにまた上がる場合は、感染症が進行している可能性があります。特に3日以上高熱が続く場合は、重篤な疾患が隠れている可能性もあるため医療機関での検査が必要です。
私たちのクリニックでは、発熱の経過と症状を総合的に判断し、必要に応じて血液検査や画像検査を行っています。原因を特定することで、適切な治療につながります。
救急受診が必要なサイン
以下のような症状がある場合は、すぐに救急車を呼ぶか、救急外来を受診してください。
- けいれんが5分以上続く、または何度も繰り返す
- 意識がない、または呼びかけに反応しない
- 呼吸が非常に苦しく、唇や顔色が青白い
- 激しい頭痛と嘔吐を繰り返す
- 首が硬くなり、前に曲げられない
これらは髄膜炎や脳炎など、緊急性の高い病気の可能性があります。夜間や休日でも躊躇せず、救急医療を利用してください。
特別なケースで冷やす場所を変えるべき場面
通常の発熱とは異なる特別なケースでは、冷やし方に配慮が必要な場合があります。
| 特別なケース | 冷やし方の注意点 |
|---|---|
| ワクチン接種後 | 一時的な発熱が多い、過度な冷却は不要 |
| 熱性けいれん既往 | 急激な体温変化を避ける、ゆっくり冷やす |
| 妊娠中 | 冷やすことは可能、使用薬剤は医師に相談 |
| 慢性疾患あり | 早めに医療機関に相談し指示に従う |
ワクチン接種後や薬剤性の発熱での対応
ワクチン接種後の発熱は、免疫反応による一時的なものがほとんどです。多くは1日から2日で自然に治まるため、過度に冷やす必要はありません。ただし、不快感が強い場合は通常の発熱時と同様に冷やすことができます。
薬剤性の発熱では、原因となる薬の中止が必要なこともあります。最近始めた薬がある場合は必ず確認し、必要に応じて処方医に連絡しましょう。
熱性けいれんのリスク
熱性けいれんは、急激な体温上昇時に起こりやすい傾向があります。過去に熱性けいれんを起こしたことがあるお子さんでは、発熱の初期段階で適切に冷やすことが予防につながる可能性があります。
ただし、過度な冷却は逆効果です。体温が急激に変化することもけいれんの誘因になり得るため、ゆっくりと体温を下げることを心がけましょう。
けいれんの既往がある場合は、主治医から指示された対応(座薬の使い方等)があればそれに従うように心がけ、普段からけいれん時の対応を家族で確認しておきましょう。
妊婦や慢性疾患がある人の場合
妊娠中の発熱では、赤ちゃんへの影響を考慮する必要があります。高熱が続く場合は産婦人科に相談することが大切です。冷やすこと自体は問題ありませんが、使用できる解熱剤が限られるため、医師の指示に従ってください。
糖尿病や心疾患などの慢性疾患がある方々では、発熱により基礎疾患が悪化する可能性があります。普段からかかりつけ医と連絡を取りやすくしておき、発熱時には早めに相談することをおすすめします。
よくある質問と回答
冷却シートだけで熱を下げることはできますか?
冷却シートは気持ちよさを感じられますが、体温を大きく下げる効果は限定的です。体温を効果的に下げるには、首や脇など太い血管が通る場所を冷やすことが必要です。冷却シートは補助的なものとして使い、主な冷却方法としては保冷剤や氷のうなどを活用しましょう。
何度以上の熱から冷やし始めるべきですか?
絶対的な基準はありませんが、一般的には38℃以上で体が熱く感じる場合に冷やすことが推奨されます。ただし、体温の数値よりも、寒気があるかどうか、体が熱く感じているかどうかなど、体の状態を優先して判断することが大切です。寒気がある間は冷やさず、温かくして安静にしましょう。
夜中に子どもが熱を出しました。冷やしながら朝まで様子を見ても大丈夫ですか?
お子さんがぐったりせず水分が取れている場合は、適切に冷やしながら朝まで様子を見ることも可能です。ただし、生後3カ月未満の赤ちゃん、けいれんを起こした、呼吸が苦しそう、ぐったりして反応が鈍いなどの場合は、夜間でも救急外来を受診してください。
冷やした場所が赤くなってしまいました。どうすればよいですか?
冷やしすぎによる皮膚の反応かもしれません。すぐに冷却を中止し、室温で様子を見てください。軽い赤みであれば通常は数時間で元に戻ります。もし水ぶくれができる、痛みが強い、白っぽく変色しているなどの場合は低温やけどの可能性があるため、医療機関を受診してください。これを防ぐためには、必ずタオルで包む、長時間冷やし続けないことが大切です。
解熱剤を飲んでも冷やしてよいですか?
はい、解熱剤と冷却の併用は問題ありません。むしろ両方を組み合わせることで、より快適に過ごせることが多いです。ただし、解熱剤の効果で急激に汗をかくことがあるため、水分補給をしっかり行い、濡れた衣服は交換するようにしましょう。解熱剤の用法用量は必ず守ってください。
まとめ
発熱時に冷やすべき場所は、首の付け根・脇の下・足の付け根など、太い血管が皮膚の近くを通る部位です。これらの場所を適切に冷やすことで、効率的に体温を下げることができます。
ただし、寒気がある時期には冷やさず温かくすること、保冷剤は必ずタオルで包むこと、冷やしすぎに注意することが大切です。発熱は体の防御反応であり、必ずしも無理に下げる必要はありませんが、高熱で辛い場合や、特定の症状がある場合は医療機関への受診を検討しましょう。
発熱時の適切な対処法を知っておくことで、いざというときに落ち着いて行動できます。不安なときは遠慮なく医療機関に相談し、安心して療養できる環境を整えてください。
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